彼の手に導かれるまま、眠い私の手は彼のアソコを捉える。でも・・・まだ眠いんですけど・・・って気分の私。彼的には一眠りしてようやく挽回って感じなんだろうなぁ・・・と思いながらもボーっとしてしまう私。やる気が希薄な私を察してか、彼は自分でパンツを脱ぐ。これは、もうやってという無言の圧力でしかない。心の中でため息をつきながら、眠い目をこすり、意を決したように、私は彼のアソコに自分の手を伸ばした。・・・確かにネ、やりたいよね。男だもんね。しばらく、ゆっくりと触ってあげる。目も暗闇に慣れてくる。時折もれる彼の鈍い声、吐息。そして・・・「オレのコレ、どうかなぁ・・・。太さはあると思うんだけど、長さがちょっと足りない気がするんだけど、どう思う?」・・・どおって・・・「オレ、わかんないからさ、他の、見たことないし・・・」・・・そうだよね、確かに。で、ここは穏便に「標準じゃない?」という言葉でお茶を濁すことにしたが、でも私は結構正直なので・・・「でも、伸び率はすごいなって思うよ」と言ってしまった。つまりは、普通の状態では「えっ?」って感じってコト。そこの深い意味を理解してくれたかどうかはあやしい。彼は「そうか・・・」と満足そうに頷いている。誉めてないから・・・別に・・・。本当は、彼のアレの両脇にあるものがちょっと違うということを言いたい所もあったが、それは飲み込むことにした。多分、多くの人が飲み込んでいると思うし、しかも、デブってそうなのかも知れないから、デブを専門としない?私が言うことでもないと判断。
調子に乗った彼は、その後を一言で片付ける。「食べて」。まぁ、そうだよね・・・と眠たくて気が進まないのだが、それでもやっぱり努力するわけで、ご主人様の指示に従おうとする私。でも、その前に彼は、私の上半身のパジャマのボタンを丁寧に外して、裸にしてしまう。そして、自分のTシャツも脱ぎ捨てる。これで準備万端とでもいうように。そして、ムチムチボヨンボヨンの肉体に私をはさみこむように抱きしめて、お決まりのディープキス。これが、食べての最終指示。・・・ハイハイ・・・指示に従って、口に含む私。より一層大きな叫び声を上げると、余計に彼は饒舌になる。「いいよ、すっごく気持ちいい」。そんな言葉にいちいち反応していられない私は構わず続行。そして彼は構わず陶酔世界へといざなわれていく。
それを数分繰り返した後、すっかり夢心地の彼は、私の行為を止めて、彼のお腹へと私を乗せる。今度はもちろん「いれて」だ。彼の中のシナリオは完全にできている。・・・上かぁ・・・上はねぇ、私、微妙なんだよなぁ~って心の中で思うが、やっぱり口にしてしまうわけで・・・「上ってどうしたらいいかわかんないんだけど・・・」というと、「大丈夫」・・って、いつも何が、大丈夫なのよぉ~と思う私。デブだから、女が上の方が良いっていうのは、この前の経験でよくわかってはいるんだけどね・・・まぁ、相性ってあるでしょ・・・と思う私。それを無視するように、下になった彼は私の上の2つをモミモミして、早く~の圧力。・・・わかりましたよ・・・。彼のご期待に添うように上になって・・・みる。「良いね。」と今度も一言の彼。それでしばらく、メリーゴーランドのような(そんなにいいもんじゃないけど)活動を繰り返した後、彼はゴムをつけて、あっさりフィニッシュ。そしてもちろん私は、そういう段階にはいけない。そう、この人とはムリ!でも、別段気にしない。こんなことは、一度じゃないんだからね、私も。夢ゴゴチのまま、本物の夢へとそのまま吸い込まれる彼。そして目が覚めてしまった私。夜は人知れず深みを増していくのでした・・・(つづく)